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不貞行為を認めない相手と裁判で争い、慰謝料請求が認められた事例

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不貞行為を認めない相手と裁判で争い、慰謝料請求が認められた事例

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不貞慰謝料事案

依頼者

  • 性別 女性
  • 職業 パート
  • 年齢 20代

相手方

  • 職業 会社員
  • 年齢 30代

その他

  • 子どもの有無 有り
  • 婚姻期間 10年未満
  • 別居期間 1年未満
  • 解決までの期間 1年

事件の概要

たまたま夫の携帯を見ていて,夫が不倫をしているのを知ってしまった。子どもがいるため別れたくはないが,どうしても不倫相手を許せず,また,気持ちの区切りが付かないので,不倫相手にきっちりと慰謝料を請求したい。
自分で,直接不倫相手に慰謝料請求したところ,相手が不倫などしていないと開き直って徹底抗戦してきたと相談に来られた。

解決内容

不貞が発覚した直後の段階で相談に来られたので,その時点で,証拠として残せるものがないか聞き取りをして,証拠の残し方を含めたアドバイスをし,できる限りの証拠を押さえてもらった。
他方で,相手への請求については,早期に交渉を断念し,裁判を起こした。相手は裁判になっても徹底的に争ってきたものの,本件では,メール等の決定的といえる証拠が残っていたため,裁判によって慰謝料請求が認められた。

弁護士による解説・解決のポイント

不貞相手に慰謝料請求した場合,不貞をしていない等として争ってくる場合が多いでしょう。

そのような場合には,だらだらと交渉を続けるよりも,早期に裁判を起こして請求した方がかえって早く解決することになります。

そのために大切なのはやはり証拠ということになります。証拠については何でも良いというわけではなく,裁判所にとって不貞の決定的証拠といえるようなものをおさえることが大切です。この点,不貞が発覚してしばらく経ってしまうと証拠を消されたり,配偶者が出て行ってしまうなどして物理的に証拠の収集が難しくなります。

そのため,できるだけ早期の段階でご相談いただき,証拠の集め方も含めアドバイスさせてもらったほうがうまくいきます。不貞を発見してしまった場合には,早い段階でのご相談をお勧めいたします。

>>慰謝料を請求できるケース

>>不倫相手への慰謝料請求

執筆者情報

下川絵美(広島弁護士会)
下川絵美(広島弁護士会)
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