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離婚後に不倫の慰謝料請求を行い、解決金の提示額よりも高い額を獲得できた事例
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相談内容：不貞慰謝料の請求
依頼者
性別 女性
職業 医療従事者
年齢 30代
相手方
職業 医療従事者
年齢 30代
その他
子どもの有無 なし
婚姻期間 3年未満
別居期間 3か月
解決までの期間 6か月
事件の概要
夫の不貞が原因で協議離婚したのち，自身で，不貞相手に対する慰謝料請求を行うも話がまとまらず，自身ではこれ以上の交渉は不可能として相談に来られた。
解決内容
相手方より不貞期間がわずかであったことや、子供がいない事を理由に，100万円の解決金を提示されていた。
ただ依頼者は県外で正社員として働いていたが，結婚を機に広島へ移住するために正社員を退職したという経緯があり，それにもかかわらず，不貞行為により離婚せざるを得なくなった。
相手方の不貞行為により，依頼者の生活が一変してしまったという事情を前提に交渉を行い，相手が工面できる最大限の金額180万での示談で終結した。
弁護士による解説・解決のポイント
不貞行為による慰謝料の相場については，皆さんが想像するよりも低額であることも少なくありません。
特に，婚姻期間，不貞期間が短い場合や，子供が居ない場合には，離婚をする場合であっても，相場としては低額に留まってしまいます。加えて，示談で解決できるかどうかについては，相手方の支払能力の問題も大きく関わってきます。
とはいえ，依頼者の置かれた状況の中で，最大限の金額を引き出せる事情を拾って，相手方に提示することで，相場よりも高い慰謝料を獲得できる場合もありますので，不貞相手への慰謝料請求についてお悩みの方は，ご相談いただければと思います。
執筆者情報
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