借金などのトラブルを抱える夫と、親族などの協力を得ながら協議離婚した事例

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離婚理由:相手の借金、女性関係のトラブル
依頼者
- 性別 女性
- 職業 会社員
- 年齢 50代
相手方
- 職業 無職
- 年齢 50代
その他
- 子どもの有無 有り
- 婚姻期間 22年
- 別居期間 約3か月
- 解決までの期間 約1か月
事件の概要
夫は仕事が長続きせず,結婚当初から借金を繰り返しており,依頼者が,夫の借金を肩代わりしてきた。さらに,夫は,職場で女性に対する迷惑行為を行ったり,痴漢行為をすることもあり,依頼者はこれ以上夫婦関係を続けるのは不可能と考えるようになった。これまでにも離婚の話をしたことはあるが,夫の両親からの介入で離婚交渉が失敗してきたという経緯があること,また,依頼者が,夫名義の借金の保証人になっていることから,これを解消して欲しいということをご希望され,協議離婚をご依頼に至った。
解決内容
夫名義の借金については,夫の両親の協力を得て返済してもらい,依頼者を保証人から外してもらうことができた。また,交渉により,ご依頼からわずか1か月で離婚が成立した。
弁護士による解説・解決のポイント
多額の財産がある場合のみならず,借金がある場合にも,離婚交渉は複雑になります。
借金が多額の場合には,破産手続きなどを考えざるを得なくなる場合もありますが,返済可能な額の場合,親族等の協力を得ながら,うまく解決していくことが可能な場合もあります。
ケースバイケースでいろいろな手段を考えていくことができますので,借金や保証人問題で離婚が難航する場合であっても,弁護士にご相談していただければと思います。
執筆者情報

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