性格の不一致で離婚は成立するのか？

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性格や価値観の不一致で離婚を検討されている方の中には、「そもそも性格の不一致を理由に離婚できるのか？」疑問に思われている方もいらっしゃると思います。
今回はこのような方に参考にしていただけるよう、性格の不一致で離婚はできるのかについて解説します。

性格の不一致で離婚はできる？

結論、お互いに話し合いで離婚について同意していれば、離婚をすることができます。
実際に日本で最も多い離婚理由は「性格の不一致」であり、相手がこの理由に同意すれば、離婚は問題なくできます。

問題は相手が離婚に合意していない場合です。
この場合、法律上の離婚原因（不倫やDV、悪意の遺棄など）が無い限り、裁判を行っても離婚が認められない可能性が高いです。

では、このようなケースでどのように対応したら良いのでしょうか？

相手が合意していなくても性格の不一致で離婚するには？

・話し合いで解決を目指す
先にも説明したように、裁判となると性格の不一致だけでは離婚が認められない可能性が高いです。その為、裁判に持っていかないように協議や調停の段階で解決を目指しましょう。話し合いの中で、離婚をする際の条件を調整したり、なぜ離婚したくないのかという理由を聞くことで、解決に繋がる道を見つけ出せることもあります。

以上、今回は性格の不一致で離婚はできるのかについて解説しました。
離婚問題は、非常に複雑です。性格の不一致で離婚をしたいとお考えの方は、ご自身が離婚に向けてどのような対策や準備をすべきなのか確認するためにも、一度弁護士への相談を検討してみてはいかがでしょうか。

当事務所の弁護士は、離婚問題の解決に力を入れており、女性弁護士が丁寧に対応いたします。
広島・広島市で離婚について相談ができる弁護士をお探しの際は、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者情報

下川絵美（広島弁護士会）

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