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裁判離婚で親権を獲得するポイント

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

親権をどちらが持つかで争い、話し合いでまとまらないという場合は裁判まで発展してしまうこともあります。離婚で裁判まで発展してしまった場合、親権を獲得するにはどのようなポイントをおさえたらいいのでしょう?
今回は離婚裁判で親権を獲得するポイントについて、一部ピックアップしてご紹介いたします。

実際に養育しているかどうか

離婚裁判で親権を獲得する上で最も重要になるポイントが、現在養育しているかどうかです。
実際に今、どちらかの親の元で育っているのなら、その親に親権を与えることで子供は現状維持で安定した生活をすることができるようになります。
別居が長くあまり接触していない親の元へ行くストレスを考えると、現状のままの方が良いと考えられがちなのです。もちろんその養育状況に問題があるなら別ですが、特に問題がなければ、親権を争った場合現状維持の方向に向きやすいのは事実です。そこから子供の連れ去りなどの問題にもつながることがあるので、早めに弁護士と相談をして対策などを考えておきましょう。

経済的に安定しているかどうか

母親がお子さんを引き取って育てている場合は多いですが、女性の社会進出の難しさなどもあり、父親と同じような経済力を持つことが難しい場合もあるでしょう。
このようにどちらかが裕福でどちらかが仕事が見つからなかったり、生活に十分な収入が得られない場合などは、お子さんの生活を考えて裕福な側に親権が渡る可能性もあります。
そのため、経済面で心配がある方はご自身の経済力を上げると共に、実家など経済的に助けてくれる人を見つけておくことも大切です。その点についても弁護士に相談すると策が見つかるかもしれません。経済的に問題がないことをどう主張していくか、相談して裁判を有利に進めていきましょう。

養育の状況について

お子さんが関わることなので、お子さんにとって何が一番良いかを裁判所は考えます。今の養育状況や生活状況について調査官が見に来ることもあるのです。その際に気を付けておくべきポイントは、ケースによって異なります。自分の場合にどういった点に気を付けておけばよいか、何を中心にみられるかを弁護士と話し合っておくと、対応もしやすくなっていくでしょう。

以上、今回は離婚裁判で親権を獲得するポイントについて、一部ピックアップしてご紹介しました。
当事務所の弁護士は、離婚問題の解決に力を入れており、女性弁護士が丁寧に対応いたします。
広島・広島市で離婚について相談ができる弁護士をお探しの際は、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者情報

下川絵美(広島弁護士会)
下川絵美(広島弁護士会)
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