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離婚問題を弁護士に相談するメリット

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

パートナーとの離婚を考えている方に向けて、離婚問題を弁護士に相談することのメリットを解説いたします。

離婚はご自身のその後の人生の新しい一歩を踏み出す機会です。できるだけ早く離婚を成立させることが望ましいですが、お1人ではあらゆる面で負担が大きいことも事実です。

そんな離婚問題において、離婚分野の専門家である弁護士に依頼することで次の様なメリットを得られます。

有利な条件で離婚ができる

離婚を行う際には、

・離婚が成立するまでの別居期間中の生活費等の金額(婚姻費用)や財産分与、不貞行為に対する慰謝料といった金銭面の事項

・子どもがいる場合、親権を夫婦のどちらが持つか

など決めなくてはいけないことが数多く存在します。

離婚問題を専門に扱う弁護士に相談することで、決定すべき内容や話し合いに掛かる時間をご自身に有利な条件で進めることができます。

また条件面で争いが生じ、離婚の手続きが調停に移行した場合、相手方だけではなく調停委員とのやり取りもポイントになってきます。

こちらの主張が法的根拠に基づいていない場合や、まとまりのない主張になっていると、調停委員にこちらの要望を聞き入れてもらえないことが多々あります。

そのため、調停で財産分与を争う場合は、交渉のプロであり、調停委員とのやり取りに慣れている離婚に注力する弁護士へご依頼されることをお勧めいたします。

特に、相手方に弁護士が付いている場合は、こちらに不利な結果で終わる可能性が非常に高くなりますので、ご自身も弁護士に依頼することを強くお勧めいたします。

離婚条件を法的効力を持った書面にまとめることができる

弁護士に依頼するもう一つのメリットとして、離婚についての話し合いで決まった離婚条件を文書として残す際に法的な助言を得られる点です。
夫婦間の話し合いで取り決めた内容を「公正証書」として文書の形で残し「不履行時に強制執行」が可能となる様に文言を入れておくことで、離婚後に相手方が婚姻費用や慰謝料等の支払いを拒んだ場合に裁判を起こすことなく相手の財産を差し押さえて支払いを受けられるようになります。
離婚後のトラブルを避けるためにも、弁護士のアドバイスの元で公正証書の作成を行うことが大切です。

弁護士に依頼すると時間の節約になり、精神的ストレスの軽減にもつながる

前述のように、自分が望む条件での離婚を実現するためには、多くの資料を揃え、相手との交渉力に長け、場合によっては調停委員とのやり取りも上手くこなさなければなりません。

そのために、情報収集や資料収集に多くの時間を費やす必要があります。

また、相手との交渉は精神的にも大きなストレスとなります。

しかし、弁護士に依頼しておくことで、情報収集のために割く時間の節約になり、交渉も弁護士が行うため、交渉によりかかるストレスはゼロとなります。その分、離婚後の生活準備に時間をさけるようになり、離婚後の生活設計ができていると、精神安定にもつながります。

最後に

パートナーとの離婚をお考えの方は、より良い条件での離婚を時間的・精神的負担を少なく実現するためにも弁護士に相談することをおすすめします。

弁護士に相談して離婚への具体的な取り組みを知り、実行に向けた段取りをつけることで漠然とした悩みが解消されるケースが多いです。

離婚後の新しい生活をできるだけ早く、充実させるためには離婚への第一歩をいかに踏み出すかが重要です。

離婚問題に精通した弁護士が、あなたのお力になるため相談をお待ちしております。

こんなお悩みをお持ちの方は下川法律事務所にご相談ください

執筆者情報

下川絵美(広島弁護士会)
下川絵美(広島弁護士会)
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