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夫の不貞相手に対し,短期間で高額の慰謝料請求ができた事例

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

事件の種類:不貞慰謝料請求

依頼者

  • 性別 女性
  • 職業 会社員
  • 年齢 30代

相手方

  • 職業 会社員
  • 年齢 20代

その他

  • 子どもの有無 有り
  • 婚姻期間 約11年
  • 解決までの期間 1か月

事件の概要

夫のスマホから、夫が不貞相手と旅行に行ったりホテルに泊まっていることが発覚した。発覚当時一番下の子どもが生後約4ヶ月ということもあり、離婚は考えておらず、不貞相手への慰謝料請求と夫との接触禁止条項を含む示談書の締結をご希望とのことでご依頼された。

解決内容

いただいた証拠を精査し、相手方に対して、慰謝料300万円を請求する催告書を送付したところ、即日300万円の入金があった。その後、夫との接触禁止を内容とする示談書を交わし、ご依頼から約1ヶ月での解決となった。

弁護士による解説・解決のポイント

不貞相手へ不貞慰謝料請求をする場合、慰謝料額は、不貞を機に離婚に至る場合と比べて離婚しない場合の方が少額となる傾向があります。今回のご依頼者様は、離婚は検討されていなかったため、相手方から受け取った慰謝料300万円は、相場と比してかなり高額となりますが、弁護士からの請求により、相場より高額の慰謝料を得ることができました。このように、不貞相手は、弁護士からの請求によりかなりの精神的負担を負うことになりますので、高額の慰謝料を支払ってでも早く終わらせたいという気持ちから、相場より高額の慰謝料が支払われることもあります。また、弁護士との間で、夫と接触禁止を内容とする示談書を交わすことにより、再度の不貞行為を抑止する効果もあります。このように、不貞行為が発覚した場合、離婚をご検討されていなくても、弁護士に依頼されることにより様々なメリットがあります。

執筆者情報

下川絵美(広島弁護士会)
下川絵美(広島弁護士会)
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弁護士法人晴星法律事務所

(広島弁護士会所属)

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