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住所不明の不貞相手に対し,短期間で,慰謝料請求を行うことができた事例

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

事件の種類:不貞慰謝料請求

依頼者

  • 性別 女性
  • 職業 自営業
  • 年齢 30代

相手方

  • 職業 会社員
  • 年齢 20代

その他

  • 子どもの有無 有り
  • 婚姻期間 約7年
  • 解決までの期間 2か月

事件の概要

夫がキャバクラで知り合った女性と不貞関係にあることが発覚したため、不貞相手に対して慰謝料請求をしたいが、不貞相手の電話番号が分かるのみで住所が分からない状態であったところ、ご依頼者様が直接不貞相手に電話をしても応じてくれなかったため、ご依頼に至った。

解決内容

不貞相手の電話番号が分かっていたため、弁護士からの書面を送るために住所を教えてほしいと弁護士から電話をしたところ、ご依頼者様に住所を知られたくないとの理由から、初めは住所を教えてもらえなかった。しかし、ご依頼者様には住所を知らせないことを条件として説得して住所を教えてもらい、慰謝料請求をしたところ、慰謝料200万円の支払いがなされるとともに、今後二度と夫と接触しないという内容の示談書を締結し、解決に至った。

弁護士による解説・解決のポイント

不貞相手への慰謝料請求をする場合、催告書などの書面を送るために不貞相手の住所を把握する必要がありますが、不貞発覚当初は相手の住所が分からないということもよくあります。その場合、不貞相手の電話番号が分かっていれば、弁護士から直接電話をすることで住所を教えてもらえることもありますし、弁護士会照会を使って住所を特定することもあります。相手の住所が分からない場合や、直接交渉をしたけれども全く応じてもらえないという場合には、弁護士が介入することにより、慰謝料を支払ってもらえる可能性が高まります。また、今回のご依頼者様は、不貞発覚後も婚姻関係を継続されることを希望されており、慰謝料額200万円は相場より高額ですが、弁護士が不貞相手との交渉を重ねることにより、このように相場より高額の慰謝料を支払ってもらえることもあります。このように、不貞慰謝料請求を検討されている場合、弁護士に依頼されることにより様々なメリットがあります。

執筆者情報

下川絵美(広島弁護士会)
下川絵美(広島弁護士会)
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弁護士法人晴星法律事務所

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